TOMOデータ的、BIMコラム

|第4回  BIMソフトのご紹介|
さて、世の中にはBIMソフトと呼ばれているものはいくつかありますが、そのうち代表的な3つのソフトを簡単にご紹介したいと思います。

Revit(レビット)   開発会社:オートデスク社

BIMソフトと呼ばれるものの先駆け的なプログラム。開発元はAUTOCADで有名なオートデスク社です。 元々はRevit Technologyという会社が開発していたのですが2002年にオートデスク社がこの会社を買収し、現在はオートデスク社でプログラムを発展させています。 BIMソフトの先駆けとあって、世界的なシェアも高く、日本でBIMに先進的に取り組んだゼネコンや設計事務所などで、多く使用されています。 オートデスク社のソフトだけあって、自社の豊富なアプリケーションとの連携や、開発力を生かしたBIM連携の製品群などが豊富にラインアップされています。 ただ機能面は充実していますが、日本の独特の建築仕様には対応しきれていないところもあります。 世界的に売れているということもあって、なかなか日本独自の要望に迅速に対応してくれない傾向があるようです。

ArchiCAD(アーキキャド)   開発会社:グラフィソフト社

もともとの開発は古く、当初はアップルのマッキントッシュをプラットフォームにしデザイン系の設計事務所などで多く使われていました。 当初からオブジェクト利用する3次元的な考え方(当時はバーチャルビルディングと呼んでました)を取り入れたソフトでした。BIMという概念が定着した現在、代表的なBIMソフトとして多数のゼネコン、設計事務所で利用されています。 開発元のグラフィソフト社はハンガリーの会社で、わりと親日的で日本の市場を重要視していることもあり、日本の建築仕様も取り入れ、要望も結構対応してくれているようです。 また、関連ソフトとの連携もオープンで、日本のベンダーとの互換も積極的に行っているようです。

GLOOBE(グローブ)   開発会社:福井コンピュータアーキテクト社

唯一の日本製BIMソフト。BIMソフトとしては後発ですが、日本の建築仕様にあった考え方と、使いやすい操作性で定評があります。 上記2つのBIMソフトの使い方が難しいといったユーザーが、2つめのBIMソフトとして導入しているところが増えています。  他分野との連携もJ−BIM連携と称して、日本のソフトベンダーと積極的に連携を図っています。 また自社の「J−BIM施工図CAD」は施工BIMソフトで定評があり、設計BIMから施工BIMへの展開も積極的に行っています。  それと最近ではBIM導入時の初期費用を抑えるため、レンタル方式の販売方式も取り入れています。
  

この他にもBIMソフトと呼ばれるものでは、Nemetschek Vectorworks社(アメリカ)のVectorWorks(ベクターワークス)、TEKLA社(フィンランド)のTekla Structures(テクラストラクチャー)などが有名です。
 
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